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釜戸炊飯器でふっくらご飯が炊けるワケを調べてみた!!! [台所用品]



釜戸炊飯器は,ご飯が鍋の底部でも上部でも均質に炊けるのが特徴です。

又細かくなりますが,米粒一つを取った場合,中までふっくら炊ける良さがあります。

これについて,以下に考えてみましょう。


Ⅰお米が均質に炊飯器で炊けるワケ(対流による効果)

ガスレンジの場合,釜戸炊飯器の底辺部分から加熱しますので,炊飯器の中のコメは水の対流により,下方部から上方部へ運ばれます。一昔前のお風呂(最適例は五右衛門風呂)のように,たき口が下方部にあると,その部分から加熱されますので,上方部は暖かくなっても下方部は冷たい状態の時があります。やがて水の沸点である100℃になると鍋の中の水の温度は,ほぼ均一温度になるので対流は止まります。別の見方をすると,その時までは水の対流により米粒は移動し続けることとなります。


Ⅱお米の芯までふっくら炊けるワケ(芯部に伝わる遠赤外線による効果)

ガスレンジで魚を焼くと,皮は焦げたのに中身は生焼けということが時々あります。熱はまず魚の皮を暖め,熱伝導によって徐々に肉や骨に伝わります。このため表面が焦げているのに中身は生という現象が起こるワケです。ところが電子レンジで魚を焼くと皮と中身がほとんど同時に焼けます。これは電子レンジがマイクロ波という電磁波を使っているからです。電磁波は対象物に浸透して内部を加熱する性質があるのです。マイクロ波とは波長が異なりますが遠赤外線も電磁波です。お米の芯までふっくら炊けるワケは,この理屈によります。


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