話し方 教科書 魚住りえ [単行本]
今日は「たった一日で声までよくなる話し方教科書」魚住りえ著の読了後の、
感想を述べます。
感想といってもここでは、私にとって役に立ったことをいくつか挙げる。
1 人間だれでもというか、多くの人は大勢の前で話したり、スポットライトを当てられ話したりする場合は緊張する。まず驚いたのは心臓に毛が生えていると思われるアナウンサーでも例外ではなさそうだ。アナウンサーも上がるのだが、プロ意識をもち努力をし何とか克服しているそうな。それなら一般人でもやって出来そうである。彼らアナウンサーは必ずリハーサルをしているそうな。それで欠点は容赦なく指摘される。これを繰り返すことにより上がらなくなるそうな。
それなら一般人はどうするか。何人かの人に聞いてもらいリハーサルをすることだそうだ。少なくとも1人でも聴衆がいるところでリハーサルをすると、上がったりすることはなくなるとか。これは大変有効とか!みなさんトライしてください。
2 本書は重要箇所に黄色のマーキングがしてある。そのため黄色のマーキング部分だけ読んでも重要箇所は分かる書き方になっている。
1度読んでわからない部分だけ鉛筆でチェックしておくと2度目はそこを中心に読んでいくと、早く読めることを保証します。
3 話をする場合上手な抑揚をつける方法が書かれている。話し方を職業とするアナウンサーならではの経験からくるもので一つの宝物。具体的にいうと、朗読を基礎とした抑揚の練習法であり、この具体論を書物に従って練習されることをおススメします。
一度目にして決して損はしない単行本です。