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十字架重量70KG 聖書入門 [本  ブック]


一般の方々が聖書を読まれる場合、新約聖書や旧約聖書そのものを、
1ページから読まれることが多いのではないでしょうか。
こういうことを書く私自身、全く上記のような読み方でした。


するとどのような理解になるのか。
個々の事例は理解できても、全体のこの場面はどういう位置づけにあるのか。
そういったことが分からず、断片的な理解だけで終り、やがて関心が段々なくなります。


学生時代の講義の中に、○○学概論というのがありましたが、
これは全貌を掴むのに役立ちました。


聖書の内容が、「見える化」されており大変わかりやすい。
換言すれば、「木を見て森を見ず」の誤りが防げるからです。
なぜなら、森全体みてやがて木をを理解することが重要だからです。

もう一つ大事なことは、お経みたいな長い文章の連続で、
画像が全くないという本は途中で飽きてしまします。
昔の本には多いですが・・・・・・。

この観点から、「聖書入門」は聖書概論というよりは、
「キリスト教概論」の役割を十分果たしています。
また構成が、画像多用の形を取っており、
読んで頭に残ることが大変多いと思いました。

クリスマスと言えば、ワインを飲み美味しい料理を食べるだけでは寂しいですね。
磔刑に使われた十字架の重量は70kgほどといわれる。
これを刑場まで自ら背をわされ、
これに張りつけられたキリストの心境を考えることも必要と思います。
クリスマスの意義を考えるのにも良書と思いました。

定価499円でしたが、私には5万円の本に思えました。
もっと早く出会えればと思った本です。



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