「置かれた場所で咲きなさい!」 悩める人は救われる本です [本 ブック]
著者は9歳の時、
近代史上有名な2・26事件で実父である陸軍教育総監渡辺錠太郎氏を、
目前で暗殺された経験を持ち、
現在ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子氏(88歳)である。
(フリー画像から筆者写真を掲載します。)
若くしてカトリック教の信者となり、シスターとなり、
大学卒業後教職に長年身を置き、現在に至っている。
渡辺和子氏の著書は7冊に及ぶが、
この「置かれた場所で咲きなさい」は、
2012年発売以来毎年ベストセラーにランクされ、
現在累計200万部を突破している。
竜頭蛇尾の売れ行きを示す本が多い中、なぜかくも読み続けられるのか?
氏の人生観は、
「この世に完璧な人間などいない。」
「心に2%のゆとりがあれば、相手の間違いを許すことができる。」
と寛容な心を持つべきとの言葉を述べています。
この様な人生観に基づき日々の生き方について、
子供にも分かり易い喩えを引きながら,
それでいて心にしみる言葉で解説している。
無駄な言葉は見当たらない・・・・・・。
例えば、
「時間の使い方は、そのままいのちの使い方。
置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。
「こんなはずじゃなかった」と思う時にも、
その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです。」
という具合で、
一時間一時間が穏やかな表現ながら真剣勝負を求めている。
一読して、
あなたがたとえカトリック教の信者でなくとも、
心に響くことが多々あるように推測されます。
手元に置きたい本、またたびたび読みたい本である。
換言すれば、読むたびに新たな発見がある本である。
脚の不自由な人、本屋さんが遠く離れている人、心配は不要です。
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