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モノ溢れ時代の還暦祝 [贈り物]



戦後間もなくと異なり、モノ溢れ時代の昨今では、
だいたいのモノが手に入る時代となりました・・・・・・。

先日妻の伯父が還暦を迎えました。

親戚で、何かお祝いモノを・・・・・・となりましたが、
何でも持っている方なので、はたと困ってしまいました。

日頃、交流があるだけに、候補に挙がるモノがよく調べると持っていることが判明。

赤いちゃんちゃんこから始まり、七宝焼きの純金の万年筆に至るまで、
浮かんでは消えていきました。

そして、積木くずしを繰り返すこと12回で、ようやく決まりました。




それは、桐箱に入った名前入り純米大吟醸に誕生日新聞がついたものです。

瓶は、職人が一本づつ染め上げた真紅の瓶に、
名前を黒々と書き、これに純米大吟醸酒が入っています。

これは世界にひとつしか有りません。

誕生日新聞とは、伯父の誕生日の読売新聞1面がA3サイズに縮小されたものです。

この新聞は同一年月日に誕生した方が所有できますが、
セットにすると世界でひとつしかありません。


他人からモノを貰うことに慣れた方ですので、ちょっとやそっとのモノでは、
驚かない方ですがこれには大変喜んでくれました。

親戚の宴が始まり、中味の大吟醸は全員で回し飲みをしましたが、
伯父はこの間も、誕生した時代背景を探るべく興味津々と新聞を読んでいました。

こんな姿を見て、還暦祝いが「的を得たものだったな」と感じながら帰途につきました。




⇓世界にひとつしかない、還暦祝い⇓


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