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集団的自衛権  ビルマの竪琴   水漬く屍   [DVD 登山]


ずいぶん古い映画である「ビルマの竪琴」(原作:竹山道雄)を最近街の映画館で見た.


昭和20年7月に、ビルマの戦線で行方不明になった日本軍兵士、水島上等兵.
やがて、残された隊員達が目にしたものは、水島上等兵によく似た若き僧侶の姿だった….
この僧侶こそ水島と確信した捕虜収容所の隊員たちは、色んな手段で彼に帰国をうながすが、
彼の取った行動は捕虜収容所の網越しの同僚に、「仰げば尊し」をビルマの竪琴でひき
別れの言葉に替えるのであった・・・・・・.


熱いものが頬を伝わった・・・・・・.


あれほど日本帰還を夢見ていた彼を、何がビルマ永住に変えさせたか・・・.
僧侶として現地をくまなく歩き目にした、人間らしく弔われることもなく、
異国の土に戻ろうとしている多くの日本兵に対する熱い思いであった・・・.


話は変わりますが、集団的自衛権が容認されれば、またこのような大戦に巻き込まれ、
異国の土に戻る人が出るであろうことは容易に考えられる.
私は義務教育を受けたお蔭で、このようなことを理解できる能力を身に付けたことを、
日本国に感謝している.


太平洋戦争で死亡した日本人は、軍人・民間人合わせて300万人といわれる.
それと引き換えに生まれた世界でも稀有の平和憲法の重みを熟慮すべきと考えました.

一方「万物は流転する」との言葉があります。
稀有の平和憲法といえども時の流れに耐えられぬことがあるかも知れません。
その時は、300万人の戦死者の声をも一度熟慮し、国民の声を問うべきでしょう。


我が国は、経済は一流だが政治は三流とよくいわれる.
もしこれが本当なら、政治も一流と言われるようにしてから決断しても、遅くはないと考えられる・・・・・・.
いま、なぜ急ぐのか・・・?


⇓戦争体験ノーモアを痛感する「ビルマの竪琴」⇓


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