言葉を真似る縫いぐるみ 失語症訓練！ [おもちゃ]
私の先輩で，会社を辞めたとたんに失語症にかかった方がいます。
その方は会社時代仕事ができた優秀な方で，業績も多々残されました。
普通と違うところは，会社を定年になっても次の関連会社に行くのが普通ですが，
この方は，自宅で従来の研究業務を一人で継続していたことです・・・・・・。
ところが，一年ほどたった時期にだんだん話が少なくなり，飲酒をしているわけでもないのに，
昼間の明るいうちから言っていることが，訪問者は分かりずらくなったとのことでした。
元同僚の勧めで，病院で検査の結果，つけられた病名は失語症とのことでした。
私は先輩が何とかよくなるようにと思い，お見舞いと称して，美味しい食べ物とこのプーさんを
失語症訓練用として宅急便で贈りました。
最初はプーさんだけにしようかと思いましたが，医師でもない私が余計なことをするととられても思い，
大きな箱の美味しい食べ物と，明らかに「サブですよ」と分かるような形で，
言葉を真似る縫いぐるみプーさんを添えました。
ふた月ほど経過したころ電子メールが届き，プーさんのお蔭で，以前より話ができるようになった・・・
と謝辞がつづられていました。
一度医者から聞いたことがありますが，人間は普段から使わない機能はだんだん退化すると！
その内盲腸などはなくなるのかもしれません。
失語症もこのなせる技かと思いました。
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2014-04-14 21:55
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