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シュレッダーの製品レビュー    ペーパーシュレッダー  クロスカット  費用対効果

このレビューは、今後ペーパーシュレッダーを購入予定者に参考として頂くためにまとめたものです。

 日本においては企業間競争が激しさを増すにつれ、機密情報保護の観点からシュレッダーが行き渡るようになりました。

個人情報保護法の成立以来、更に拍車がかかったように思われます。いまでは、企業・団体が使用する業務用だけでなく、一般家庭で使用する家庭用まで増加しています。

なぜこのようになったのでしょうか。この背景として、家庭用シュレッダーで言えば、例えば、マンションのゴミ捨て場から個人情報が漏えいしたなどという話は珍しいことではないからです。私たちは、いまゴミ捨て一つにも配慮しなければならない時代に住んでいます。

私は守秘義務を伴う仕事をしていますので、書類の管理には人一倍気をつける必要があります。そんな訳で、この度ペーパーシュレッダー(家庭用・アイリスオオヤマ㈱製・型式P5EW)を購入しました。詳細は次の画像をご覧ください。


シュレッダー 家庭用 電動 P5EW アイリスオーヤマ

アイリスオオヤマ㈱には、その他に、業務用と思しきシュレッダーが、中型、大型とあります。


シュレッダー 業務用 SH12H アイリスオーヤマ


シュレッダー AFS-150C-H アイリスオーヤマ オートフィードシュレッダー
それでは次に、購入した家庭用・アイリスオオヤマ㈱製ペーパーシュレッダー・型式P5EWのレビューを、目次に従って、書きましょう。

目次に書かれている補足とは、現在は何もありません。将来判明するであろう、このシュレッダーの性能で言えば耐久性・・・、メインテナンスの方法などを追加したいと考えています。このレビューは、購入後1週間後に書いたレビューなので、それ以後気づいたことを記したいと思います。

目      次
1. 製品の組み立て方法
2. 製品の仕様確認
3. 製品の操作方法
4. 細断屑を捨てるときの注意
5. 製品の故障対応
6. 製品のレビュー
7. 補足


1. 製品の組み立て方法
先ずこのペーパーシュレッダーは、本体機器(細断機と制御部分)とダストボックスで構成されている。

中止

① 送付されて来た段ボールの箱を開封したら、ダストボックスの中に内蔵されている本体機器を、一緒に引き上げます。

② ダストボックスに内蔵されている本体機器を、ダストボックスから、静かに上方に引き上げます。

③ 引き上げられた本体機器を、90度回転させた後に、ダストボックスの最上端のフランジ内側部分に合わせるように挿入し、セットします。その際本体機器制御用スイッチは「停止」になっているのを確認後行う。

④ この際、ダストボックス内側にある爪部で本体機器のプッシスイッチが押され(押されるとスイッチがカチッと音がする。)通電可能な状態になることを確認する。

⑤ これで、組立作業は終了する。

2. 製品の仕様確認(取扱説明書を引用、※注記付加)
●電源 AC100V(50/60Hz)
●定格消費電力 170W
●投入幅 218.5mm(※投入幅とは、シュレッダーに入れられる紙の幅。A4の場合210mmに付き余裕は片側当り4.2mmしかないことに注意願います。)
●細断幅 約4mm×約25mm(クロスカット)(※25mmについては別途検証)
●定格細断枚数 A4コピー用紙5枚(※紙の厚みに関しては、コピー用紙の厚みで規定されている。コピー用紙以外の厚い紙の場合は、コピー用紙に換算した、相応する5枚以下の少ない枚数となる。実験済。)
●安全装置
   *サーマルプロテクター
   *ダストボックススイッチ
   *温度ヒューズ
   *電流ヒューズ
●細断速度 約3.6m/分(レビュー欄参照)
●主要材質 ABS樹脂、スチール、ポリプロピレン
●定格時間 約3分(連続で使える時間)(※定格時間を超えると電動モーターが加熱し作動しなくなる。キッチンタイマーなどをそばに置いて、3分間を測るのがよい。)
●電源コード長さ 約1.2m(VCTFK)
●外形寸法 幅約15cm×奥行約37cm×高さ約25㎝
●約3.2kg
※裁断する対象物が書かれていないが、このシュレッダーでは紙です。CDやDVDは対象となっていませんので、注意してい下さい。故障の原因となります。

3. 製品の操作方法(取扱説明書を引用、※注記追加)
① 電源プラグをコンセントに差し込みます。(※200Vは対象外)
② 電源スイッチを「自動」側に入れます。
③ 裁断したい紙を上から真っすぐ投入口の上から入れます。自動的にカッターが回転し、紙を裁断します。(※真っすぐ投入しないと,端部で、折れ曲った部分が2枚の厚みを帯び、作動不良の原因となります。)
④ 細断を終了すると、自動的にカッターの回転が止まります。
⑤ 使い終わりましたら必ず電源を「停止」にし、電源プラグをコンセントから抜いて下さい。

4. 細断屑を捨てるときの注意(取扱説明書を引用、※注記追加)
① 細断屑を取り出す場合は、必ずスイッチを「停止」とし、コンセントからプラグを抜いて下さい。
② 本体機器をダストボックスからはずし、ダストボックス内の細断屑を捨てて下さい。
細断屑を捨てる場合の目安は、ダストボックスの8分目迄溜まったときです。(※8分目以上溜めて、細断を継続すると紙づまりの原因となります。)
③ 細断屑を捨てたら、逆の順序で本体機器をダストボックスにセットして下さい。


5. 製品の故障時の対応
製品故障時の対応は、取扱説明書にある画像をご覧ください。故障モードごとに、その原因と対策が具体的にまとめられています。これはユーザーにとって有難いことです。

6. 製品レビュー

製品レビューを行うに当り、ライバル商品であるA社の製品(以下A製品と略記)を念頭に置いて行う。

① クロスカット量
本製品のクロスカット量は、約4×25 ㎜でありますが、A製品は4×47 ㎜と長さは2倍以上となっています。細断長さは、細断屑を復元する場合の事を考えると短いほど困難であり、本製品は優れている。その上お値段は、A製品は3480円ですよ。
 
② クロスカット長さの信頼性
製品仕様にクロスカット長さが25mmと書いてあっても、実際その長さに切れるのか検証してみた。細断屑から任意に102個(ざっくり摘んだら102個となった)の細断屑を抽出して長さを調べた結果、次のようになった。

細断長さ(単位㎜)    細断屑個数
  49             1
38             1
  26            21
25            47
24            23
15             3
12             2
10             3
6             1
この結果、細断屑の長さ25mmは、ヒストグラフを書くまでもなく、ほぼ正規分布を示していると言えます。

別の見方をすれば、A4コピー用紙に印刷をする場合、どなたも横書きにするでしょうから、25mmの長さで解読できる文字数は2~3語となり、これで文書全体を解読するのはまず不可能でしょう。従って、25mm長さは、適切な長さと言えるでしょう。

③ 騒音
この取扱説明書には、騒音に関係する記述はない。A社製品には68db以下とあるので、定量的に分るが、本製品にはないのは残念である。A社製品のレビューを読んだ限りでは、本製品もこのレベルかなと推測される。
私は集合住宅に住んでいますが、近隣への影響を考えると、余裕を見て使用時間は、9時から20時までにしようと考えています。
 
④ 連続使用時間
ともすると定格時間オーバーになり電動モーターを過熱させる恐れがある。キッチンタイマーで3分間をセットして、作業を続けるのがよいと思う。 

⑤ 細断用紙5枚の数え方
目分量だと見誤るので、細断用紙を手作業で数えるしかないと思う。実際作業をしてみて感じるのは、同じA4の紙でも、厚いものあれば、薄いものもある。このマシンは多少デリケートなので、厚いものを扱う時は厚みを勘案して、2~3枚に減量することが必要ではないかと思う。これが長持ちさせるコツではないでしょか。絶えずオーバーロードにならないように使うのがコツ。


⑥ 細断速度
本製品の定格時間は3分、速度は約3.6m/分であり、A製品は、定格時間2分で、速度は2.97m/分である。定格時間内の細断長さを比べると、本製品はA製品に比較し、1.85倍となる。

⑦ 販売価格
販売価格は、いずれも送料込みで、A製品が3480円に対し、本製品は2450円であるから、約30%減となっている。その上、上述のように性能的に優れた面があり、優位性は明瞭である。


7. 補足
今後、このシュレッダー使用を継続し、シュレッダーの耐久性などのレビューを加えたいと考えています。

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